
ふらりと立ち寄ったとらのあなで生産限定版のほうがまだ残ってたから思わずゲット。
とはいえまだまだ在庫あったみたいだし、あんまり売れてないのかしら。
とりあえず見たんだけど、驚くほど原作に忠実ですね。
だから原作ファンにはオヌヌメ、というわけでもなく、正直それほど面白くはなかったな。
ストーリーは忠実に映像化してるんだけど、原文の持つキノコ氏っぽさが全くないというか。
たとえば、女幽霊に向かって「直死の魔眼(モノの壊れやすい箇所が見える)」を使って斬りかかるというシーン。
アニメだとナイフ抜く→魔眼がキラリ→線見える→飛びかかって斬るだけ、心の声とかの演出もないただの地味目なアクションシーンという感じ。
対する原作は以下の通り。
それより先に、式は女を視(み)た。
両足に二つ、背中に一つ。中心よりやや左よりの胸部に一点。死と言う名の切断面が確かに見える。
狙うのならとりわけ胸のあたりがいい。アレならば即死だ。この女が幻像であろうと何であろうと、生きている相手ならたとえ神でも殺してみせる。
「死と言う名の切断面」「生きている相手ならたとえ神でも殺してみせる」ですって! ステキ!
この無駄にキザな中二病くささを味わうのがキノコ氏の作品の楽しみ方だというのに、そこを省いて映像化されてもなぁーという感じ。
あと、魔術協会がなんちゃらやらの細かい設定のうんちく(作者のオナニーとも言う)があまり見えないのもマイナスかな。
もともと空の境界は、ストーリー自体は山が少なく淡々と進む作品であり、それに付随するケレン味溢れる文体や細かく設定された裏設定を楽しむのが中心だーっと自分は思っております(それゆえにキノコ信者以外には受けが良くないわけですが)。
そういう要素を排除してストーリー追うだけの映像化だと、次巻以降の購入意欲がちょっと薄れちゃうなあ(´・ω・`)
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